私がこの道に入ったのは、純粋に伝統療法や整体に魅力を感じたからです。私の求めているものは国家資格のマッサージ・鍼灸師ではなく「手技療術(整体)」だったのです。
しかし、頑張って勉強をしている先生もいればそうでない先生も存在しますし、最近特に問題となっているのが教育課程のあいまいのまま開業をしてしまっている先生なのです。当然発生してしまう事故に対しては社会は甘くはありません。しっかり勉強をしている先生にとっては迷惑千万の話ですが世間では同じに見てしまいます。

　わが国に於ける手技療術師の社会的地位は、様々な状況からして低く見られているのが現状です。それには先ず私達、療術師の意識の改革が必要です。本来の精神を忘れ、神髄を置き去りにしてどうして人の為に尽くせるのでしょうか？　一人一人の意識を改革してこそ、初めて社会貢献となり、社会に認められ、手技療術師として胸を張って業務を遂行できると思われます。

　当協会では国家資格に相当する筆記試験を実施、また技術講習会や各種セミナーを開催して協会員の知識・技術のレベルアップを図り、社会貢献する目的で結成された協会です。是非、当協会の定める『手技療術師認定試験』を受講してください。

手技療術・整体・各種療法を営んでいる皆さん、私達の社会的地位をご存知ですか？　職業選択の自由として経営する時代は終わりました。

知識に不安のある先生
　技術に不安のある先生
　　知識技術を提供していただける先生

私たちと一緒に明日の手技療術師の未来を築きましょう！

特定非営利活動法人 手技療術指導協会 理事長
日本伝統療術学院 学院長
横浜東洋医学研究会 『施楽扉』 会長
カイロプラクティック 『横浜療術院』 院長
　　　　　　　　　　原田　聡